見落とすと怖い犬の病気

人に比べると、犬は我慢強く、多少の体調が悪くても平然としている事があります。逆に言うと、具合が悪そうであれば、どこかが悪くて病気が進行している事もあり、重度になる可能性がありますので、日々の生活の中、様子がおかしいと思った時は早めに対処する事をオススメします。
まずは最初に知っておくべき症状のポイントとして、3つのポイントがあります。

  • 1つ目は、元気ない。
  • 2つ目は、下痢をしている。
  • 3つ目は、嘔吐した。
  • この3つの症状のうち、2つが当てはまる際は何かしらの病気の可能性が比較的に高い場合があるので、早急に動物病院に行く事をオススメ致します。

    症状別による病気のサイン

    愛犬の症状が以下に当てはまる際に考えられる病気です。あくまで可能性になりますが、該当する場合は獣医師に診断してもらう事をオススメ致します。

    目に関連する症状の場合

  • 目に炎症が場合。角膜炎・結膜炎・結膜下出血・緑内障・内反症
  • 目が白く濁っている。角膜炎・白内障・緑内障・糖尿病・パンヌス
  • 目ヤニや涙が出る。結膜炎・ジステンバー・角膜炎・血液疾患・伝染性肝炎・内反症
  • 瞬きが多い。眩しそう。角膜炎・内反症・外反症・結膜炎・角膜腫瘍
  • 鼻に関連する症状の場合

  • 鼻が乾燥している。感染症・白血病・体力低下・リンパ腺腫瘍・ビタミン不足
  • 鼻汁がよく出る。ジステンバー・インフルエンザ・鼻炎・蓄膿症
  • 耳に関連する症状の場合

  • 耳が臭い。外耳炎・疥癬・耳血腫
  • 耳を痒がる。外耳炎・アレルギー・皮膚病・耳ダニ
  • 口に関連する症状の場合

  • 口臭がする。歯槽膿漏・肝炎・腎炎・敗血症・歯肉炎・口内炎
  • 歯茎が青い。白血病・心不全・胃捻転・肺炎・栄養不足・低血糖
  • 排泄に関連する症状の場合

  • 下痢をする。パルボ・ジステンバー・コクシジウム・肝炎・腸疾患・腫瘍
  • 血便がでる。急性腸炎・パルボ・コクシジウム・鞭虫症・大腸炎・レプトスピラ
  • 血尿がでる。膀胱炎・尿路結石・尿道・膀胱
  • 行動による病気のサイン

    愛犬の行動から読み取る病気の症状です。いつもと様子や行動に違和感がある場合は注意が必要です。

    行動に関連する症状の場合

  • 咳をする。うっ血・性心不全・フィラリア・ジステンバー・肺炎・ケンネルコフ・気管支ぜんそく・肺水腫
  • 嘔吐や吐き出す。食道炎・胸腔内腫瘍・食道狭窄・食道異物・ジステンバー・パルボ・肝炎・寄生虫
  • 呼吸が苦しそう。気管支炎・フィラリア症・異物吸引・肺炎・レプトスピラ・胃拡張・脳外傷
  • フケが出る。疥癬・真菌性皮膚病・アレルギー性皮膚炎・皮膚腫瘍
  • 呼吸が苦しそう。気管支炎・フィラリア症・異物吸引・肺炎・レプトスピラ・胃拡張・脳外傷
  • 体を痒がる。疥癬・過敏症・細菌性皮膚炎感染症・シラミ・ノミ・アレルギー性皮膚炎
  • けいれんする。けいれん性発作・ジステンバー・脳の外傷・てんかん
  • 日々の様子とスキンシップを推奨

    冒頭でも申し上げた通り、犬は我慢強い傾向があるので大きな症状として見えた時は、病気も進行している事も多々ありえます。日々のスキンシップや様子を診てあげ、年に1度は健康診断を受ける事をオススメします。健康診断については。動物病院で、触診・検便・体重の3点をまず診断してもらい、さらに必要であれば追加検査を受ける事をオススメします。