トイレのしつけに関しての心構え

子犬を迎えて最初の難関でもある、トイレのしつけについて飼い主としての心構えをお伝えします。まず迎えた子犬の事を考えてみましょう。飼い主さんの所に迎えられた新しいお家。見慣れない風景に愛犬はワクワクしているかもしれません。もしくはココドコ?と考えるかもしれません。ですが、見るものすべてが子犬にとっては、初めてばかりの物という事を忘れないであげてください。テレビという音が出る物に怯えるかもしれません。もしかするとトイレの音や掃除機の音が怖いと感じるかもしれません。長い目でトイレのしつけをしてあげる事が重要です。
よくペットショップの店員さんは、「この子はトイレシーツの上でちゃんとトイレ出来ます!」と言われる場合がありますが、ペットショップのガラスケースでは、トイレシーツの上で生活している可能性が高いので、出来て当然の範囲でもあります。その言葉を鵜呑みにすると、子犬が可哀想です。また、仮に出来ていたとしても環境が変わると出来きなくなる場合があるので、焦らずに教えてあげてくださいね。

飼い主さんが気をつけるべきポイント

トイレのしつけに関しては、個体差や環境によっても様々です。飼い主さんが根気をもって教えてあげてください。そして、もっとも注意すべき事が叱って教えるスパルタ方式はオススメしません。犬は褒めて伸びる子が多い傾向があります。褒めて教える事が子犬にとっては負担にならないのでオススメです。
そして1番オススメの教え方。
それは生活習慣を利用する事です。

この方法で教えてあげると、子犬も飼い主さんもストレスなく、自然に覚えてくれるはずです。生活習慣を利用する事が、どういう事かというと、1日の生活のリズムを作ってあげ徹底してルールを守る方法です。

生活習慣を利用するトイレのしつけ方法

1番簡単なイメージで説明します。
① まず朝、飼い主さんが起きてきて愛犬のゲージを覗きにきます。
② ゲージの上から軽いスキンシップを行いますがゲージから出す事はしません。
③ ゲージ内でごはんを与えトイレをするまではゲージから出さないルールを徹底します。
④ トイレが成功した際には、たくさん褒めてあげ、ようやくゲージから出して少し遊んであげます。
⑤ あくまでゲージ近くで遊んであげ、自由にどこでもいけないようにしてあげてください。
ここまでを習慣としてのルールを作って教えてあげると、トイレシーツの上でトイレをすると褒められ、ゲージから出してもらえると認識してくるのです。遊んであげる際にはポイントがあり、ゲージが置いてある部屋のみで、遊んであげてあげてください。少しずつ認識してくると、褒められるためにゲージに戻ってトイレが出来るようになります。このような際におやつなど、特別な物を与える方法も効果的です。もちろん失敗してトイレが間に合わない場合でも、怒ることはせずにさっと片付け、しっかりと匂いがとれるようにしてあげてくださいね。

トイレのしつけまとめ

このように生活習慣で無理のないように教えてあげる事がとても重要です。生活習慣を応用していくと、上下関係もしっかり築けるので一石二鳥なのです。トイレのしつけは、とにかく飼い主さんの根気が試されるので、長い目で教えてあげる事をオススメいたします。