叱り方のしつけの考え方
愛犬にしつけを行っていく場合においては、叱り方にはポイントがあります。まず、愛犬が生後3ヶ月以内で迎えている場合においては、叱られている事にすら理解できない場合があるので、最初から怒鳴ったり、強い口調で叱る事はオススメしません。
そして、叱るタイミングにおいては、特に注意が必要です。例えば、オシッコをトイレシーツ以外で行っているのを現行で発見した場合は叱ってもいいのですが、現行ではなく、時間差で怒ってしまうと、なぜ怒られているのか?愛犬は困惑してしまいます。絶対に行ってはいけない事をした場合は、叱ってもいいと思いますが、基本的には叱る事を行わずに、褒めて教えるという心構えをしてあげてください。決して甘やかすためという事ではありません。
言葉で叱る際には特定の号令を使う
叱る際には決めた号令を使う事がオススメです。「ダメ」や「NO」などの言葉がよく使われます。時間が経って叱る事は愛犬も困惑するので、出来るだけ現行を行った際に号令をかけましょう。
叱る号令の際に注意したい口調の音
言葉における号令の音についてですが、怒る際には低い声で強く声をかける事がオススメです。逆にうまく行った際には、高い声でしっかりと褒めてあげる事をオススメします。愛犬においては、言葉の意味までは理解する事は出来ないので、音の音程で理解させてあげると叱られるや褒められるなどを理解しやすいのです。
間接的な叱り方について
飼い主さんが叱る事も必要ですが、間接的に叱ってあげる方法をご紹介します。例えば、テーブルに手をついて登ろうとしている愛犬を発見した際、愛犬の近くで大きな音を立ててビックリさせて行動を止めてあげる方法です。音のたて方については、新聞紙を丸めた物で音を立てたり、空き缶などに石などを詰めた物を近くに投げたりなど、間接的に音を立てて怒る方法も効果がある場合があります。ただし、飼い主さんが叩いている姿、投げている姿を見られないようにする必要があります。また、逆に遊んで貰っているように愛犬が感じていそうであれば、効果がないと判断するようにしましょう。
犬の叱り方のまとめ
あくまでしつけの一環として、叱られているという事を認識させる必要があります。今回、ご紹介した叱り方においても一般の家庭でも出来る範囲でご紹介しております。様々な訓練士やしつけの本などもあると思いますが、一例と考えていただきお試しいただけたらと思います。